「マーケティングって市場調査のことだろ」
以前の上司が発したこの言葉から思うに、一般の人からはマーケティングは「調査」「リサーチ」の印象が強いらしい。
きっと、調査やキャンペーンの場面で消費者として接点があるからなのかもしれない。かくゆう僕もその1人でした。
「マーケティングとは?」の問いに「市場調査」と答えてしまう人が世の中にはいったい何人いるのでしょうか?
僕にとっては、そのようなリサーチデータは必要ないので調査はしませんが、目的によってはこのデータから何かを導き出し(分析し)、成功に繋げる人もいると思います。
リサーチ、そして分析はマーケティングをしていくうえで、主に初期段階で行うことが多いミッション。
マーケティング部門の人じゃなくても、上司から「四半期の売上げ調べといて」と言われリサーチ作業を機会があると思います。
では、どうやってリサーチする?どうやって分析する?どこに答えがあるの?
最初のとっかかりとしてはやっぱりインターネットによるデスクリサーチからだと思いますが、ブラウザやエクセルデータを開いたからっていきなりリサーチ・分析ができるわけではありません。
最新のマーケティングリサーチ・データ分析事情が解説されている初学者向けの入門書。
手法論だけでなく、仮説、検証、分析の大切さというか、見失いがちだったり、そもそも備わっていなかったマーケティングリサーチ・データ分析を行う上での「意味」も理解できると思います。
玄人はわざわざ購入するまでもないけど、読む機会があったらそれはそれで初心に立ち返れるのでは。