会社を離れてMacbookを開きリラックスムードのノマドワーク。この至福の時間にそれは起きました。
Twitterのタイムラインに流れてきた一般の方のごく普通のツイート。貼られていたURLをクリックした途端、当然のごとくSafariが起動したまではいいのですが、強制的にリダイレクトされ、以下のページに飛ばされました。
即時の行動が必要です
Macでトロイの木馬ウイルス(e.tre456_worm_osx)が検出されました。
[OK]を押して修復処理を開始。
…閉じる
これは自身のMacがウイルスに感染したと思わせて、アプリをインストールさせようとしている業者です。
以下が、不吉な文言のダイアログの右下にある「閉じる」リンクを押した後の画面です。
Appleの公式サイトのheaderに酷似していますね。
これだけでしたら信用してしまう人が居てもおかしくない。
でもおかしいのです。URLが。
Appleの公式サイトは、どのページに飛んでもアドレスバーがこの様な表示。
対して、この業者のアドレスバーはこの様な表示。
Appleじゃないだろコレ。
では、正体がわかったとことで、対処法は…
対処法
そのままブラウザを閉じてください。
ダイアログの「閉じる」リンクを押しちゃっても、その後ブラウザを閉じちゃってください。
以上。
もう数十年この手の茶番に出くわしてきましたが、今でも一瞬焦りますね。
Webディレクターという職業柄、非常に不愉快極まりない。
今回はダイアログの背景がAppleっぽいし、この春MacBookを買ったばかりの学生さんとかは特に焦るかも。
「今すぐスキャン」は押さずに、気をつけてください。