久しぶりに胸が踊る作家を見つけました。
イラストレーターの「いしいひろゆき」さんです。
惑星探査機カッシーニが長年の役目を終えるニュースを見たり、先日行ってきた小林健二さんの展示会などもあり、興奮が冷めずTwitterで「土星」を検索しまくっていたら、たまたま、いしいひろゆきさんの存在を知りました。
ご本人のTwitter上で紹介されていた、FRaUという雑誌で使用されている一枚の挿絵を見て、今後自分はこの人に注目していくだろうと直感的に思いました。
FRaU 10月号のhiroco & soccoの星と天使のナヴィゲーションのイラストです。「土星せんせい」というテーマだったので、土星がジャンプの某先生みたいです。 pic.twitter.com/3cyeg08d8l
— いしいひろゆき (@ishii_hiroyuki_) September 13, 2017
幻想的で、どこか70〜80年代を感じさせる不思議な一枚。
2016年から本格的に活動されてたとのことで、個展もちょくちょくやっていたらしく、もっと早く知っとけばよかったと後悔しています。
パステルカラーによるファンシーな作風が特徴で、ユニークなキャラクターが繰り広げるストレンジポップな世界はついついじっくりと見入ってしまいます。
FRaUという雑誌の他にも、WIREDの表紙やQUICK JAPANでも仕事をされいたようで、海外でも注目を浴びているそうです。
追記:10月3日
Web制作者御用達のオンラインスクール、Schooのイベントでもビジュアルデザインを担当されてらした模様。
SchooのGENNAI2017というイベント用メインビジュアルと別バージョンです。ドクター中松が自分の絵の前にいて感動しました。セットもやりたかった〜 pic.twitter.com/MqZrLwRuB7
— いしいひろゆき TABF出るよ (@ishii_hiroyuki_) October 2, 2017
ピースフルなエッセンスを感じる異次元ポップ・ワールド。
Illustratorで描かれているようですが、手描きでも描かれているようです。
原色のような明確じゃないパステルカラーなのでとてもファンタジック。ベタ塗りのフラットな感じから、子ども向けの絵本も出して欲しいと思いました。
トロピカルムードなアメリカ西海岸のニューエイジ的リラックス感(なんだそりゃ)。
杉浦茂、たむらしげる、佐々木マキ、久里洋二を初めて知った時のようなワクワク感いっぱいで、今後の展開が非常に気になります。
ハマりました。
本文中、いしいひろゆきさんの公式SNSから引用させて頂きました。
いしいひろゆき(Hiroyuki Ishii)
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